賛否両論?話題のワーケーションについて調べてみた
公開日:2020/08/11
みなさんこんにちは!
夏真っ盛りですね!
気温も天気も外は夏の様相で、バケーションに行きたくなってしまいますね。
このコロナウィルスの影響下では、それもなかなか難しいのが現状ですが…。
そんな「バケーション」と「仕事」を組み合わせた「ワーケーション」という働き方をご存じでしょうか。
休暇中に旅先といった場所で仕事をする新しい働き方として、
アメリカなどを中心に広まりつつあるスタイルです。
当初はフリーランサーなど比較的自由に働く時間を設定できる職種で注目を集めていました。
政府の発言により日本でも再注目を集めているワーケーション。
感染者数過去最多を記録したコロナ禍において「なぜ今?」という感が否めませんが、
時期が違えばなかなか素敵な働き方なのではないでしょうか。
今回は、そんなワーケーションについて調べてみました。
ワーケーションとは?
ワーケーションとは、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語です。
休暇中に旅先などで仕事をする新しい働き方で、働き方改革を推進する企業を中心に広まりつつあります。
そんなワーケーションですが、なぜ今日本で注目を集めているのでしょうか?
日本人の有給取得率は先進国30か国中最下位を記録しており、労働生産性の低さも問題視されています。
欧米のように「長期休暇でしっかりリフレッシュ」という休み方が難しいなど休暇の質が低く、結果として生産性も上がらないと言われています。
そこで、「休めない」「休みづらい」ことを逆手にとって、
思い切って仕事と休暇を合体させてしまおうという発想から誕生したのがワーケーションです。
休暇中に何日か稼働する日を設けることで、休暇の期間そのものを長くしようというものや、
緊急度の高い仕事のみ対応するなどルールを決めて休みやすくするなど、
ワーケーションにもいくつか種類があるようです。
ワーケーションのメリット
ワーケーションにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
*業務への活力アップ
旅行先で仕事をするスタイルのため、仕事時間以外は自由にバケーションスポットで過ごせます。
そのため、終業後を早くエンジョイしたいという欲求が生産性向上のモチベーションとなり、
業務へのモチベーションの上昇や生産性の向上が期待できます。
また、自分の好きなロケーションで仕事ができるため日々の活力につながるでしょう。
*仕事をしながらでも家族との時間が確保できる
多くのビジネスパーソンが日々の業務に忙殺されて家族とゆっくり過ごす時間がとれていません。
ワーケーションであれば、家族と一緒に休暇を過ごしながら仕事を行うこともできます。
家族との時間を過ごす機会を増やすことで、絆が深まることも期待できますね。
ワークライフバランスの点からもメリットがあると言えます。
ワーケーションのデメリット
メリットばかり!と思われるワーケーションですが、デメリットの部分も見ておきましょう。
*労働時間の把握が難しい
ワーケーションは旅行先・休暇先で仕事をするスタイルのため、テレワークと同様、
経営側が従業員の勤務時間の過ごし方を実際に目で見て確認することができないため
労働時間の把握が難しいというデメリットがあります。
労働時間はワーケーションをしているスタッフの自己申告となるので、
本当に申告どおりに就業しているかを確認するのは困難です。
就業時間の長短が人事評価に影響するような企業では、
適切な人事評価を行えないケースが少なくないでしょう。
*情報管理面が不安定になる
休暇先では、オフィスのような勤務環境が整っているとは限りません。
むしろ場所によってはそういった環境がまったくない可能性もあります。
カフェや図書館ですら少し席を離れたときにパソコンから重要な情報を盗まれてしまったというケースもあり、「旅行先で同じような被害に遭うのでは?」とワーケーションに対し情報管理面で不安を感じる企業も多いようです。
ワーケーションに適した場所とは?
*写真はレンタルスペースAkasaka Zen Space。
ワーケーションのメリット&デメリットについて触れてきましたが、
ワーケーションを導入する際には「旅行先で働ける場所」を事前に決定・確保しておくことも重要です。
*リゾート
*キャンプ場
などが代表的なワーケーション先として挙げられます。
しかしながら、コロナ時代の今のような状況ではなかなか遠出しにくいのが本音…。
遠出できない人は、
普段はなかなか泊まることのない高級ホテルやシティーホテルでワーケーションというのもありです!
Go Toキャンペーンの対象外となってしまった東京都民向けに、「えっ、こんな価格で!?」というほど格安で泊まれるプランを用意しているホテルが結構あります。
時代や状況を逆手に取った素敵な対応ですね…!
また、レンタルスペースを利用するのも遠出できない場合に使ってほしい手です。
Wi-Fi環境整っており、密も避けることができます。
写真のAkasaka Zen Spaceのような和を感じる癒しの空間や、
南国風のリゾート気分を味わえるおしゃれなスペースなど、その種類は様々。
ぜひレンタルスペースも選択肢に加えてみては?
ワーケーション<まとめ>
いかがでしたでしょうか?
近年、日本でも注目され始めた新しい働き方「ワーケーション」について、
そのメリットや注意点、そしてワーケーションに適した場所を紹介してきました。
withコロナの今、ワーケーションは導入の難しい働き方かもしれませんが、
自己管理ができている人にとっては多くのメリットを享受できる制度と言えます。
しかしながら、仕事と休暇、そのメリハリをつける上で、
ワーケーションが逆効果になってしまうのではないかという懸念があるのも事実です。
これからワーケーションを検討する場合は、自分の仕事のスタイルや生活がどのように変化していくかをしっかり予測するとともに、まず仕事に対する固定観念を取り払うことからはじめてみてはいかがでしょうか。
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レンタルスペース検索サイト TIME SHARING(タイムシェアリング)
最後までお読みいただきありがとうございました。
執筆:仲野識(なかの しき)